
サスティナブル・
クエスト
世界中の一人ひとりがともに立ち上がり、力を合わせてクエストを進んで行きましょう。
Quest for
knowledge & experience
広大な大自然、様々な世界複合遺産、コアラやカンガルーなどの野生動物、世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフなどで世界的に有名なオーストラリアは、SDGsにも積極的に取り組んでいます。特に近年オーストラリアでは気候変動による影響が著しく、大規模な森林火災や海洋汚染、水不足、気温上昇などが問題視されており、国民は更に強い危機感を抱き、一致団結して様々取り組みを行っています。
海用プラスチックゴミ回収装置「Seabin(シービン)」の開発
世界各地の海でマリンスポーツを楽しんできたオーストラリア出身の2人が、「陸にはゴミ箱があるのに、なぜ海にはないの?」と疑問を抱いたことをきっかけに、海用プラスチックゴミ回収装置を開発しました。
シービンは次のようにゴミを収集します。
浮き桟橋にシービンを取り付ける
吸い込み口が水面を上下に稼働することにより浮遊しているゴミが吸い寄せられる
水と一緒に集まったゴミが水面から吸い込まれ、キャッチバック(ゴミ回収袋)に回収される
吸い込んだ水のみを水中ポンプから排出する

ある日の日常であれ?と思った小さな気付きが大きな未来へと繋がっていく
南国ケアンズのサステナブルなクエスト
学習素材ではタンガルーマ・エジュケーション&コンサベーションセンター(TMECC)がリゾート内に設置されており、そのセンターに在籍するエコレンジャーガイドが海洋生物や自然環境について学習する「エコスタディプログラム」を行っております。「エコスタディプログラム」は、小学生向けの講義から大学生向けの講義までと、多彩で幅広いプログラムを用意しており、文科省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校といった学習要素の求められる学校の受け入れも行い、近年は持続可能な開発目標SDGsについての学習プログラムも取り入れており、国立公園内のリゾートがビジネスと環境保護を持続的に行うためのリゾートの取組みを紹介するプログラムや、環境保護を課題とした探究型プログラムコースもご提案しております。
タンガルーマの想い
モートン島は国立公園と海洋国立公園の2つの大自然に囲まれており、このエリアの自然は大変厳しい政府の法律によって保護され、手付かずの状態で残っています。多くの生徒はこの自然環境と生態系にとても興味を持ち、そしてタンガルーマのエコスタディプログラムで深い学びをして、その自然環境保護と生態系保護の大切さを実感していただいております。この地球環境の将来を担う若者たちの気付きは教育プログラムを提供する重要なポイントでもあり、これはタンガルーマのSDGsの取り組みの1つでもあります。
また、これまでに海外研修旅行中にタンガルーマに滞在され、このプログラムにご参加いただきました生徒の方々と先生方からは高い評価を頂き、10年以上ご継続頂いている学校様も多数いらっしゃいます。
この動画ではエコスタディを運営する「タンガルーマ・エジュケーション&コンサべーションセンター(TMECC)」の責任者でもあるリゾート・ダイレクターが、タンガルーマの教育旅行取り組みについてのメッセージを動画と共に紹介しております。